ペンギンモバイルは「大容量プランが他社よりも安く契約できる格安SIM」です。
実際にどんなプランがあり、料金がいくらになるのかといった詳細を知りたい方は、是非本記事を参考にしてください。
この記事では、ペンギンモバイルの料金プランや電波速度について、他社と比較しながらご紹介していきます。
ペンギンモバイルは一般ユーザーとしてだけでなく、代理店になる契約もできるので、代理店契約に興味のある方はこちらの記事をご覧ください。
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ペンギンモバイルをオススメできる人
ペンギンモバイルは以下に該当する人におすすめです。
- 大容量プランを選びたい人
- 電波が繋がりやすく速い格安SIMを選びたい人
多くの人が通信に対して望んでいる「安い」「容量が多い」「速い」という3つの項目を、ペンギンモバイルはバランスよく組み込んでいるのが特徴です。
ペンギンモバイルをおすすめできる人について、1つずつご紹介していきます。
1.大容量プランを選びたい人
ペンギンモバイルは「大容量」というだけでなく、「他社の大容量プランよりも安い」という魅力的なメリットがあります。
例えば、ペンギンモバイルと同じdocomo回線で大容量プランのある他社の格安SIMと比較すると、以下の通りになります。
キャリア | ペンギンモバイル | イオンモバイル | HISモバイル |
---|---|---|---|
プラン名 | 音声通話 | 音声プラン | 音声通話付きプラン |
データ容量 | 60GB | 50GB | 30GB |
月額料金 | 4,860円 | 8,980円 | 5,970円 |
他社と比較すると、他社よりも大容量でありながら他社よりも安く、コスパに優れた特徴が明らかになります。
月間の通信容量が多い人には、ペンギンモバイルはおすすめであるといえます。
2.電波が繋がりやすく速い格安SIMを選びたい人
ペンギンモバイルは、前述した「安い」「容量が多い」に加え、「速い」も兼ね備えた特徴があります。
ペンギンモバイルが提供する最大速度と測定された実効速度を、docomo回線の他社と比較すると以下の通りになります。
キャリア | ペンギンモバイル | U-mobile | IIJ mio |
---|---|---|---|
最大速度 |
下り:500Mbps 上り:50Mbps |
下り:788Mbps 上り:50Mbps |
下り:788Mbps 上り:50Mbps |
平均実効速度 |
下り:32.55Mbps 上り:13.26Mbps |
下り:12.6Mbps 上り:4.88Mbps |
下り:5.7Mbps 上り:8.7Mbps |
参照元:みんなのネット回線速度
電波の速度については提供エリアや居住環境、通信時間帯に強く依存するため、最大速度は必ずしも正確な数値であるとは限りません。
しかし注目すべきは平均実効速度で、平均実効速度のデータが早いほど、速度の信憑性は増していきます。
したがって、3大キャリアの中でも繋がりやすいといわれているdocomo回線であり、他社よりも速いペンギンモバイルは、速さを重視したい人にもおすすめであるといえます。
ペンギンモバイルをオススメ出来ない人
ペンギンモバイルは「安い」「容量が多い」「速い」の3拍子が揃っているのが魅力ですが、すべての人におすすめできるわけではありません。
ペンギンモバイルをおすすめできない人は以下の2つに該当する人です。
- 半年程度の短期間で利用する人
- 月間の通信容量が少ない人
理由を1つずつ解説していきます。
1.半年程度の短期間で利用する人
引っ越しや転職などを半年以内に控え、利用目的や頻度などのスマホの用途が変わる可能性がある人には、ペンギンモバイルはおすすめできません。
なぜならペンギンモバイルには「12ヶ月の最低利用期間」と「6,000円の解約事務手数料」が設定されているからです。
12ヶ月以内に解約や乗り換えを視野に入れている人は、解約金の6,000円がかかってしまうため、ペンギンモバイルはおすすめできません。
2.月間の通信容量が少ない人
いくら大容量のプランを安く契約できるとはいえ、月間の通信容量が少ない人には不向きです。
具体的には、月間2GB未満の通信容量が少ない人はペンギンモバイルを契約すべきではありません。
なぜならペンギンモバイルの料金プランは、データ容量が最低3.6GBからに設定されているからです。
ペンギンモバイルは、余ったデータ容量を翌月に繰り越すことはできないので、余った分はそのまま無駄になってしまいます。
したがって、「短期利用で月間の通信容量の少ない人」はペンギンモバイルでの契約はおすすめできません。
ペンギンモバイルの口コミ・評判
ペンギンモバイルの口コミ・評判に関しては、良いものと悪いものの両方があります。
まずは良い口コミとして、通信速度に関しては大手キャリアのものと差を感じないというものです。
こんにちは!
自分はペンギンモバイル使ってます!
12Gで2980円です。前の大手キャリアとの通信速度等
全く感じないです。
変えて良かったです😊— ジョー (@HX6dHQkW5rKz4eB) April 14, 2020
格安SIMは一般的に大手キャリアと比べて、通信速度が落ちるのが相場なので、上記のような評価は注目すべきところです。
それとは逆に通信速度が遅いといった、以下のような悪い口コミもあります。
今のデータ回線が
ペンギンモバイルっていうdocomo回線の格安simなんやけどさ速度遅いし
1日1回以上通信止まるし
残りg数の通知もない
速度制限かかった通知も来ない制限かかると、検索すら出来ない
やめた方がいいです。まじで。
— ☝️薬指DOOLS☝️ (@kusuriyubidools) February 14, 2020
通信速度に関して意見が分かれるのは、その人の通信環境や時間帯によっても、速度に違いがあると考えられるからです。
筆者のように家でWi-Fiを使っている場合は、通信速度に関する不満も出にくいと思います。
全体的には良い口コミの方が多いので、一部で「通信速度が遅い」といった声もあることを知っておくと良いでしょう。
ペンギンモバイルの料金プラン
ペンギンモバイルの料金プランは以下の通りです。
料金プラン | データ専用 | データ+SMS | 音声通話 | |
---|---|---|---|---|
回線 | docomo | |||
データ容量 | 3.6GB | 900円 | 1,050円 | 1,600円 |
6GB | 1,480円 | 1,630円 | 1,980円 | |
12GB | 2,480円 | 2,630円 | 2,980円 | |
24GB | 3,360円 | 3,510円 | 3,860円 | |
60GB | 4,360円 | 4,510円 | 4,860円 | |
チャージ1GB | 500円 / 回 | |||
契約 | 新規のみ | 新規、MNP | データ通信のみ | |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替 |
最低3.6GBから最大60GBの幅広いプランの契約が可能です。
また、ペンギンモバイルは通話オプションも充実しています。
オプション | 料金 |
---|---|
15分かけ放題オプション | 1,250円 |
30分かけ放題オプション | 1,980円 |
割込通話 | 300円 |
留守番電話サービス | 300円 |
有料明細 | 300円 |
初期費用としてSIM開通作業料の3,000円と、SIM発行手数料の394円が税別でそれぞれ発生します。
通話オプションを追加しない場合の通話量は、30秒につき20円が税別でかかります。
契約する際には料金プランの月額料金だけでなく、発生する金額は必ずひかえておくようにしましょう。
⇒ ペンギンモバイルの料金とオプションを公式サイトで確認する
ペンギンモバイルの電波速度
ペンギンモバイルの電波の速度は、前述した通りで以下のようになります。
キャリア | ペンギンモバイル |
---|---|
最大速度 |
下り:500Mbps 上り:50Mbps |
平均実効速度 |
下り:32.55Mbps 上り:13.26Mbps |
各用途に適した速度を表にまとめると、以下の通りになります。
用途 | 適した速度 |
メール、LINE | 128kbps~1Mbps |
Webサイト閲覧 | 1~10Mbps |
動画視聴 | 5~25Mbps |
オンラインゲーム (スマホ) | 5Mbps以上 |
一般的にストレスなく通信できる速度は10~30Mbpsとされており、ペンギンモバイルではほとんどの用途を快適に使うことができます。
ただし前述したように、速度は提供エリアや居住環境、通信時間帯に強く依存します。
利用頻度の高い時間帯での速度や、自身の使用エリアがペンギンモバイルの提供するdocomo回線エリアに該当しているか、あらかじめチェックしておくようにしましょう。
大容量で安くて速い格安SIMの比較
ペンギンモバイルの他にも、「安い」「容量が多い」「速い」の3拍子が揃っている格安SIMに「スターモバイル」があります。
スターモバイルは、docomo回線の他に、SoftBank回線も使うことができる大容量プランの格安SIMです。
ペンギンモバイルとどう違うのか、比較してご紹介していきます。
スターモバイルは安くて速い格安SIM
スターモバイルは、ペンギンモバイルと同様に大容量のプランを安く契約できるのが魅力の格安SIMです。
●スターモバイルの特徴
回線 | SoftBank | docomo |
データ容量 | 20GB | 60GB |
月額料金 | 4,860円 | 4,860円 |
速度 | 33Mbps | 33Mbps |
ペンギンモバイルと比較すると、スターモバイルはSoftBank回線が追加された分の提供エリアが広くなり、ペンギンモバイルよりも繋がりやすくなったといえる点です。
⇒ スターモバイルのプランや口コミ・評判はこちらで詳しく解説
ペンギンモバイルとスターモバイルの比較
ペンギンモバイルとスターモバイルを比較すると以下のようになります。
料金プラン | ペンギンモバイル | スターモバイル | |
---|---|---|---|
回線 | docomo | SoftBank | docomo |
データ容量 | 60GB | 20GB | 60GB |
月額料金 | 4,860円 | 4,860円 | 4,860円 |
速度 | 32.55Mbps | 33Mbps | 33Mbps |
特徴 |
・通話30秒/20円 ・テザリング可(端末による) |
・24時間通話し放題 ・テザリング不可 |
・通話30秒 / 20円 ・テザリング可 |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替 | クレジットカード、デビットカード |
一見大きな差はありませんが、スターモバイルではSoftBank回線のプランに24時間通話し放題のオプションがついています。
通話を長時間頻繁に利用するならばスターモバイルがおすすめです。
まとめ
本記事では、ペンギンモバイルの料金プランや電波速度について、他社と比較しながらご紹介してきました。
ペンギンモバイルをおすすめできる人は以下になります。
- 大容量プランを選びたい人。
- 電波が繋がりやすく速い格安SIMを選びたい人。
ペンギンモバイルをおすすめできない人は以下になります。
- 半年程度の短期間で利用する人。
- 月間の通信容量が少ない人。
また、本記事で紹介したペンギンモバイルとスターモバイルは、どちらも「安い」「容量が多い」「速い」の3拍子が揃っているバランスのいい格安SIMです。
スターモバイルの方がソフトバンク回線が加わった分、使い勝手が良い人もいるので、大容量で安くスマホを使いたい方は比較検討をしてみると良いでしょう。