毎月の携帯・スマホの料金が高いことでお困りのあなた。
あなたの携帯・スマホ料金を節約する方法やコツはたくさんあります。
月額料金のほんのちょっとした節約をするだけでも、長い目で見れば大きな差となり、生活にもゆとりが出てくるものです。
この記事では携帯・スマホの料金を節約する方法やコツについて、詳しくまとめました。
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【節約術1】携帯・スマホの料金プランを見直す
携帯・スマホ代の節約術の1つ目は、月額の料金プランを自分に合ったものに見直すことです。
携帯・スマホ各社の料金プランごとに、通話にかかる料金やデータ通信量が異なります。
よって最適な料金プランは
・あなたがどれだけ通話をする人か?
・インターネットの利用(ネット検索、ページ閲覧、動画視聴etc)をどれだけするか?
などによって決まります。
通話が多い人はかけ放題プランを契約
追加料金で電話かけ放題に
携帯・スマホの各社は月額料金に追加で料金を払うことで、かけ放題になるオプションを用意しています。
例えば
・5~10分以内の通話が何回かけても無料
・定額で24時間電話かけ放題
といったオプションサービスです。
ちなみに大手キャリアの定額かけ放題オプションは、月額1,700~1,800円(2020年10月現在)になります。
後に紹介する格安SIM会社でも、かけ放題プランが用意されています。
無料の通話アプリでも節約できる
携帯・スマホでの通話が多い人は、かけ放題のオプションを利用する以外に無料の通話アプリを使うことで、通話料の節約ができます。
無料の通話アプリでおすすめのものには
・LINE
・Skype
・Messenger
などがあります。
ユーザー数や環境による音質、SNSとしての機能など、各アプリによって特色があります。
国内でユーザー数が最も多い通話アプリはLINEで、アプリ同士だけでなく、固定電話にも電話をかけられるので、誰とでも話しやすいです。
データ通信量(容量)の見直し
あなたが1ヶ月でどれくらいのデータ通信(ネット接続)をしているのかを確認して、料金プランを見直しましょう。
プランによって決められたギガ数が多いほど料金が高くなり、ギガ数がより少ないプランほど月額料金は安くなります。
毎月使うギガ数がプランで決められたものより大幅に少ない場合は、より安い料金プランを選ぶことで節約ができます。
ネット接続(動画視聴やゲーム)が多ければ大容量プラン
もしあなたのインターネット利用が多いのであれば、大容量のデータ通信ができるプランを選びましょう。
特に動画の視聴やゲームをすることが多いのであれば、消費するデータ通信量(ギガ数)も多くなるので、容量が少ないプランだと対応できません。
各社の用意するプランは1GB~60GBほどの多くのプランがありますが、例えばデータの消費量をざっくり見ると以下のようになります。
サービス・機能 | 1GBあたり |
---|---|
ネット閲覧 | 約3,500ページ閲覧 |
動画視聴(Youtube) | 約3時間 (標準画質360px) |
メール | 約2000通 |
ゲーム | 数十時間~とまちまち |
マップ検索 | 約5.5時間 |
もしデータ通信中に容量が足りなくなると、通信速度が落ちてしまい、スマホとして使えたものではなくなる場合もあります。
容量が足りなくなった場合には追加で1GBを購入することもできますが、各社で約1,000円ほどの追加料金がかかるので、とても割高です。
データ通信(ネット利用)が多い方は大容量プランを契約するようにしましょう。
大容量プランの契約で当サイトがおすすめしているのが、月額4,860円で60GBのデータ通信ができる格安SIM「スターモバイル」です。
⇒ 60GBの大容量で月額4,860円の格安SIM「スターモバイル」の解説はこちら
ネット利用が少ない人は安いプランを選んで節約
ネット閲覧や通販、動画視聴、ゲームなどのデータ通信が少ない人は、データ通信量の少ない、より安い料金プランを選んで、節約することもできます。
毎月のデータ通信量が大幅に余ってしまう人は、より安い料金プランを選んでも不便となることはないでしょう。
毎月の自分のデータ通信量を見直すことから始めましょう。
公共のWifiや自宅の無線LANでデータ通信量の節約
公共の場でのwifiや、自宅の固定回線の無線LANを使用してデータ通信量の節約をすることで、容量の少ない格安プランでも充分なデータ通信ができるようになります。
wifiや無線LANによるデータ通信量の節約は、携帯料金の節約にもなるということです。
wifiや無線LANが使えない状況でのデータ通信が多い場合には対応できない方法なので、あなたの利用状況に合わせて選びましょう。
オプションの見直し
携帯・スマホの各社のサービスには、あなたにとってそれほど必要のない有料オプションもあるので、不要なものがないかチェックしてみましょう。
現在あなたが加入しているオプションの中に、使っていないサービスや、なくても困らないものを解約することで、携帯料金の節約ができます。
例えば有料オプションには以下のようなものがあります。
・セキュリティサポートや保証
・紛失や盗難、故障があった場合の保険
・エンタメコンテンツの配信サービス
通話やメールをすることがメインの目的である人にとっては、不要なオプションが付いていることも考えられます。
あれば便利なオプションですが、全く使っていないものに関しては解約をするのが良いでしょう。
【節約術2】携帯・スマホをおすすめ格安SIM会社に乗り換える
携帯・スマホ会社には大手キャリアの3社以外に格安でスマホを提供している格安SIM会社があります。
現在お持ちのスマホから格安SIM会社のサービスへ乗り換えることで、スマホ料金が節約できるようになります。
次の表におすすめの格安SIM会社をまとめました。
格安SIM会社 | 月額料金 (通話プラン) |
通信データ容量 |
---|---|---|
ロケットモバイル | 948円~ | 1GB~20GB |
イオンモバイル | 1,130円~ ※60歳以上限定プラン980円 |
500MB~50GB |
IIJmio (アイアイジェイミオ) |
1,180円~ | 1GB~12GB |
LINEモバイル | 1,100円~ | 500MB~12GB |
ワイモバイル | 2,680円~ | 3GB~14GB |
UQモバイル | 1,980円~ | 3GB~10GB |
それぞれの格安SIM会社のサービスについて、詳しく解説していきます。
ロケットモバイル
ロケットモバイルは月額948円~の通話プランがある、最安級の格安SIM会社です。
ドコモ回線とソフトバンク回線を使用でき、最大20GBまでのプランがあります。
通信速度の遅い(200kbps)神プランであれば、データ通信量の制限なしでスマホを持つことができます。
時間帯によってがネット接続の速度が遅くて不便に感じることもあるかもしれませんが、安さを優先するのであればありだと思います。
イオンモバイル
イオンモバイルの最安プランは月間通信量500MBの1,130円のものになります。
60歳以上限定のプランであれば、月間200MBで980円のプランもあります。
1番人気のプランは月間4GBで1,580円となり、データ通信量と月額料金ともにバランスのとれたコスパで、スマホ代の節約にもおすすめです。
41種類もの細かなプランが用意されているので、あなたにぴったりのプランも見つけやすいでしょう。
ドコモ回線とau回線のどちらかを選べます。
IIJmio(アイアイジェイミオ)
IIJmio(アイアイジェイミオ)は月間1GBから使える1,180円~の格安SIMです。
みおふぉんダイアル通話定額10分セットと合わせて契約すると、700円割引の480円で利用できます。
※みおふぉんダイアル…専用のプレフィックス番号(0037-691)を発信番号の先頭につけて発信すること(申し込み不要)
様々なプランとセットで契約することで割引が効く、細かな料金設定となっています。
LINEモバイル
LINEモバイルは月間のデータ通信量500MB~12GBを月額1,100円~3,200円で利用できる格安SIMです。
月額に480円を追加すればLINE、Twitter、Facebook、InstagramのSNSやLINE MUSIC、Spotify、AWAの音楽配信サービスを、データの消費なしで利用できます。
データ通信量を気にぜずにSNSや音楽配信サービスを楽しみたい人におすすめです。
通話をよくする方であれば、880円の10分電話かけ放題のサービスを付けることで、リーズナブルに利用できます。
ワイモバイル
ワイモバイルは月々3GBを2,680円~で契約できる格安SIMで、初回契約は「新規割」が適用され、6ヶ月間は月額1,980円で利用できます。
1回10分以内の国内通話が無料となる「通話もネットもコミコミで縛りなし」のプランで、他のサービスとセットで契約するとさらに割引となります。
ソフトバンクのサブブランドであり、安定した通信が期待できます。
現在大手キャリアを使っていて、携帯料金を節約したい人におすすめの1社です。
UQモバイル
UQモバイルはSプランとRプランの2つの、シンプルな料金プランとなっており、月額1,980円~で利用できます。
節約モードならどれだけ使ってもデータ消費がゼロになるので、回線の混み合う時間帯を避けて利用することで効率よくデータ通信ができます。
「国内通話かけ放題」と「国内通話10分かけ放題」のオプションもあるので、通話をよくする方にもおすすめです。
Rプランであればデータを使い切った後でも最大1Mbpsで通信できるので、通信速度でそれほど不自由することはありません。
大手キャリアの携帯・スマホ代は高い
大手キャリアのスマホ代は5GB~7GB程度の月額プランで6,000円~8,000円となり、以下の理由から一般的に高いと言われています。
・家計に対するスマホ料金の圧迫度が高い。
・今や贅沢品ではなく、生活必需品(インフラ)の一つの料金設定としては高い。
・海外では月額2,000円ほどで携帯を持てる国がたくさんある。
・格安SIMでも充分なサービスを提供できている。
例えば4人家族で一人7,000円の月額だとすると、1ヶ月のスマホ代が28,000円にもなります。
上記4つの理由の他、様々な背景を見てみれば、やはり大手キャリアのスマホ代は高いということが言えます。
スマホ代をもっと節約したいという人がほとんどだと思いますが、本記事でまとめたスマホ代を安くする節約術を参考にして下さい。
まとめ
携帯・スマホの月額料金を節約する方法は
1.携帯・スマホの料金プランを見直す
2.携帯・スマホを格安SIMに乗り換える
ことの2つです。
あなたがどれだけ通話をするのか、どれだけデータ通信をするのかによって、最適のプランが変わります。
今一度、携帯・スマホの利用状況を確認して、最適のプランを検討してみましょう。
現在大手キャリアのスマホを利用しているのであれば、格安SIMに乗り換えるほどで半額以下の携帯料金に抑えることも可能になります。